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ユーザビリティの分析

ユーザビリティ分析

ホームページ制作において、最も重要なポイントはどこにあるでしょうか?
特に企業ホームページを制作する際に、必要になるのが「ユーザビリティ」、つまりは使いやすさの部分になります。

例えば、見栄えは良いけれどどこで何をすれば良いかわからない、情報量が多すぎて探しているものが見つからないという不満があるでしょう。
こういったユーザビリティの不具合は、業績にも大きく関係してきます。

ホームページでの販売を行っているのであれば、ユーザビリティを向上させるだけで、売上が劇的に向上することも十分に考えられます。
もし、ホームページ販売を始めたにも関わらず、あまり売れ行きが伸びないのであれば、ユーザビリティ分析を行ってみてはいかがでしょうか。

最近のユーザビリティ分析は、世代によって利用する端末の違いがあり、それぞれの端末から同様に便利な表示が行なわれているのかを検討します。
現状、パソコンのみをターゲットにしているホームページの構成は、あまり良いとはいえません。

パソコンの利用率が下がっており、その代わりにスマートフォンやタブレットの利用者数が多くなっています。
この端末の段階でふるいにかけてしまうのでは、閲覧者事態が少なくなってしまうでしょう。
可能な限りは、タブレットやスマートフォンから閲覧した場合でも、レイアウト崩れなどを起こさないように設計していってください。

さらに、ホームページの閲覧が出来た場合でも、「購入」や「問い合わせ」につながらないのはなぜか、考えてみましょう。
良くある商品自体が思っていた物と違ったのは、ホームページの問題ではありません。
しかし、見え方が違ったり、申し込みフォームがわかりにくかったり、というような操作上の問題は、明らかにホームページの問題です。

以上については、実際の企業ホームページを対象にして行なわれた「ウェブサイトユーザビリティランキング」を見ると、詳しく知ることができます。
>>http://www.tribeck.jp/usability/ranking/2014/index.html
上位は携帯電話会社などが占めており、やはりノウハウを知っている会社が強いといえるのではないでしょうか。

分析方法

では、実際に「ユーザビリティ」という数値化が難しいものを分析するのに、どのような方法を取るのでしょうか?
ユーザビリティリサーチにおいては大きく3つの方法があります。

1つ目は、アンケートリサーチです。
実際に当該のホームページを閲覧した人に、このホームページの利便性はどうだったか、利用時間はどれぐらいだったか、というようなことを質問して情報を集積します。
サイトを探すクイズ形式で行うと、より効果的に情報収集を行うことが可能でしょう。

2つ目はリモート型ユーザーテスト。
バーチャル端末を利用し、実際に利用してもらってホームページのユーザビリティを測定するというものです。
特別な機材を利用しており、場所を選ばずに情報を収集することが出来るのがポイントになります。

最後にラボ型ユーザーテストです。
対象者に集まってもらい、その場でホームページを閲覧し、モーションキャプチャや視線解析などを利用して、ストレスなく利用できているかどうかを測定する方法です。
この場所に来てもらっている時点で緊張していることも多く、実際の利用よりも少し厳し目の結果が出ることが多くなっていますが、問題点がある場合にはどこが悪いのかすぐに検出することができるでしょう。

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