PR商品の絞り込みが大事
もしも、PR商品のための動画を作るとしたら、まずは何をすればよいでしょうか。
それは、PR商品を正しく理解して、その良さを知ることです。
その良さは、最高で3つに絞り込みましょう。
たとえば、軽自動車のPR動画を作るとします。
その場合、他の会社には、負けない強みは何であるかを、考えてください。
デザインでは好みがあるので、この場合は燃費の良さを強みとしましょう。
燃費が良いのであれば、ガソリンが長持ちしますから、消費者にとってはありがたいことです。
その際、その良さが消費者に、分かりやすく伝わるような動画を作ります。
まずは、キャッチコピーを考えてください。
「燃費がいい!」とか「お財布に優しい」「家計に優しい」など、経済的であることが良いでしょう。
こういったものを20個くらい考えられると、後で助かります。
ターゲット設定をする
では、この燃費の良さを誰に伝えたいのか、ターゲットを設定します。
この場合、買い物などに使える軽自動車なので、主婦がわかりやすいです。
このターゲットのモデルは、ペルソナと言います。
今回のペルソナを設定してみましょう。
名前は、「山田まみ」で年齢は32歳の専業主婦です。
居住地は神奈川県横浜市で、居住形態は賃貸マンション、年収は600万とします。
夫は都内に電車で通っているので、普段も買い物はまみが自転車で15分かかるショッピングセンターまで行くのですが、本当は車が欲しいと思っているという設定です。
そしたら、ペルソナのまみを主人公にストーリーを作ります。
最初は主人公の映像で、次はキャッチコピーを出しましょう。
この場合、主婦のまみに合うような言葉なので、候補をたくさん出しておいたほうが良いのです。
ここでは、まみが専業主婦で経済的にも夫に頼っているので、「お財布に優しい車」などが良いかもしれません。
メリットを考えてみる
ここで、主人公のまみが、燃費の良い軽自動車を手に入れると、どんなに役立つか考えます。
車があれば、大型スーパーでまとめ買いができる、安いスーパーに行かれるなど、生活のためになるメリットがあるでしょう。
そのメリットを映像の中に入れます。
たとえば、動画の最後の方で、軽自動車を手に入れたまみが喜んでいる姿を描き、最初の部分では、車がなくて買い物の荷物運びなどに、困っている姿を描くのです。
このように描くと、燃費の良い軽自動車があれば、主婦の買い物に役立つということがよくわかります。
最後はキャッチコピーを出しましょう。
いろいろと考えて良い動画を作ろう
このように、アイディアを色々と出して、わかりやすい動画を作りましょう。
生活者のニーズに寄り添うと、良いアイディアが生まれます。
そのためには、周囲で困っていることや困っている人の話などに、耳を傾けると良いです。
そうすることで、人の役に立つ商品をPRできます。