CGデザイナーはコンピューターグラフィックを扱う仕事
CGデザイナーという職種をご存知でしょうか。
聞いたことはあるけれども、詳しくはわからないという人も多いでしょう。
今回は、そんなCGデザイナーの仕事についてご紹介します。
CGデザイナーのCGは、コンピューターグラフィックのことを言います。
CGデザイナーのまたの名は、CGクリエイターです。
その名のとおり、CGを使って、あらゆるデザインを生み出します。
たとえば、スマートフォンが軌道する場面やゲームのキャラクターもそうです。
また、テレビ番組や映画の効果音なども、このCGによる仕事になります。
このように、いろいろな場所でCGは生かされ、使われているのです。
そのため、CGデザインができる人は、幅広い業界から、誘われるでしょう。
必要なスキルはどうすれば身につく？
こうしたCGの技術を身につけるには、どうしたらよいのでしょうか。
実は資格として、必要なものはなく、学歴もいりません。
何が必要なのかというと、スキルのみです。
スキルを身につけるには3つの方法があります。
まずは、学校に通って学ぶことです。
たとえば、美術系の大学で、絵画や彫刻を学んでおくと、デッサン力を養うことになります。
また、とにかくCGデザインをやりたいというのであれば、CGデザイナーを育む専門学校に行きましょう。
公益財団法人画像情報教育振興会で作成したCGデザイナー養成のカリキュラムを取り入れている「認定教育機関」もあります。
そういった学校のリスト化を見て、考えるのもよいでしょう。
また、制作現場で学ぶという人もいます。
この場合は、働きながら学ぶということです。
画像処理ソフトを扱える人ならば、制作現場でアシスタントができます。
そこで、働きながら学ぶのもよい方法です。
CGデザインナーになりたいことを職場に言うと、応援してもらえるかもしれません。
その一方で、独学で学ぶ人もいます。
独学だと、チュートリアルやガイドブックなどを読んで、勉強する方法があるでしょう。
しかし、そうした勉強のみでは、学びきれません。
現場でないと、学べないことが多いので、現場に行くことも大事です。
その場合、資格や検定などの目標を立てると良いでしょう。
「CGクリエイター検定」や「Photoshopクリエイター能力認定試験」などに、挑戦するとモチベーションが上がるでしょう。
仕事内容は？
CGデザイナーはデザインのみでなく、豊かな発想ができたり、制作内容を仲間に伝えるのに必要な画を描く力、ファイル容量などに関する知識や技術力も必要です。
しかし、初心者や未経験者だと、最初から大変な仕事を任せられることはないでしょう。
最初は静止画の画像処理などの基本的なことからです。
力が発揮できるようになると、アウトプットを使う仕事なども任せてもらえます。
