記念事業イベントの企画は大変
会社の記念事業イベントは気軽に開催できるものではなく、事前にしっかりと準備しなければいけません。
入念に準備をし、さまざまなノウハウや労力を駆使して、やっと記念事業イベントを成功させられるのです。
基本的に担当者は普段の業務をこなしながらイベントの企画をすることになるため、かなりの負担がかかってしまいます。
そのため、多くの関係者がイベントの企画や運営に携わることになります。
そもそも、記念事業の目的とは、ステークホルダーに対して感謝を表明したり、企業のビジョンをアピールしたりする場となっています。
また、記念事業の場を活かして従業員と組織の関係を深めようとするケースもあります。
記念事業イベントにはいくつかのカテゴリーが存在しており、それぞれ内容が微妙に異なります。
ビジョン型の場合は、今後の会社の中長期設計をお披露目する場となります。
イメージアップ型の場合は企業イメージを刷新するための企画をし、同時にキャンペーンやセールを開催することも多いです。
セレモニー重視型もあり、この場合は多くの人に参加してもらい、大々的なセレモニーを実施することがあります。
それぞれの会社ごとにユニークな記念事業が行われるのですが、その成功の鍵を握っているのが企画担当者なのです。
イベント企画のポイント
これから記念事業のイベントを企画するならば、まず計画期間を長く確保することが大切です。
一般的には1～2年も前からプロジェクトが立ち上げられることが多いです。
そこから、調査や分析をして、企画立案をしていき、プロジェクトチームや委員会を設置してから具体的な準備を進めていきます。
記念行事ではパーティーや旅行、動画作成といったことが行われるケースが多いです。
記念行事の一環としてこれらのイベントやコンテンツが企画されるのですが、その際には社外の協力を得ることがよくあります。
社内にノウハウがない場合には、社外の専門業者に依頼をして手伝ってもらうのです。
記念事業を成功させるためには企画目的とターゲット、課題整理の3つが特に重要です。
そもそもどうして記念事業を行うのか、その目的をはっきりとさせておかないと、企画の方向性がぶれてしまいます。
また、ターゲットを明確にしておかないと、企画の内容を考える際に困ってしまうでしょう。
これらを絞り込むためには社内外でしっかりとヒアリングを行い、資料分析もすることが大切です。
企業の数だけ記念事業の企画が存在するといっても過言ではなく、オリジナリティあふれるイベントが各社で実施されています。
たとえば、社員の顔で作ったモザイクアートが展示されるというケースがありました。
参加する人が楽しめて、その会社に対する信頼や帰属意識などを高められる企画を考えましょう。
