ビジネスマッチングイベントとは
まず、ビジネスマッチングとは、新しい商談や営業先、提携先などを紹介することです。
これは単に自社の売り込みをするだけではなく、お互いに足りないリソースを補い合うことも含めます。
それによって、新しいビジネスチャンスが生まれるかもしれないのです。
大企業だけではなく中小企業や自治体などにとっても意味のある場となっています。
日本と海外の企業を結ぶための橋渡し役としての役割を果たすこともあります。
さまざまなマッチング方法が存在しており、ビジネスマッチングイベントは盛んに行われています。
ビジネスマッチングイベントの注意点
もしビジネスマッチングイベントを運営したいならば、どんなニーズがあるのか理解しましょう。
たとえば、特定の技術に特化している企業を提携先として探している企業があります。
あるいは、自社の技術を評価してくれる企業との関係を作りたいというニーズもあります。
ほかにも、ビジネスマッチングしたい企業のニーズは多岐にわたるため、それらを把握しましょう。
参加してくれる企業のニーズに合った場を提供しなければいけません。
たとえば、異業種との交流を希望する企業をターゲットにイベントを開催することがあります。
この場合は、イベントにできるだけ幅広い業界から企業を集めないといけません。
参加してくれた企業が満足してくれなければ、イベントは失敗に終わります。
ビジネスマッチングイベントの種類
ビジネスマッチングイベントといってもいろいろな種類があります。
たとえば、地方自治体や商工会議所がビジネスマッチングを行っています。
こちらは、それぞれのエリアにある幅広い企業に参加してもらい、交流を深める場となっています。
業界に特化したイベントもあり、たとえば、フード業界に特化したイベントが開かれたことがあります。
官民一体となってビジネスマッチングの場を提供するプロジェクトもあります。
農林水産省と民間企業が協力して行われたビジネスマッチングイベントの例があるのです。
東京や大阪といった大都市で開催されるものから各地方で開催されるイベントもあります。
イベントを運営するための流れ
実際にビジネスマッチングイベントを開催するならば、まずは企画や準備が必要です。
ターゲットやコンセプトを決めて、目的の分かりやすいイベントを企画します。
そして、企画に基づいて実際にイベント設営の手配や準備を進めていきます。
スタッフの手配をしたり、タイムスケジュールを作成したりするのです。
イベントによってはタレントに出演してもらうことや、専門家による講演が行われることもあります。
当日は多くの人が出入りするため、入場者の整理をすることは大切です。
また、不特定多数の人が集まることになるためセキュリティにも気をつけなければいけません。
さらにイベントが終わったあとのアフターフォローにも気を配ります。
イベントの準備は大変なため、プロを利用するのも良いでしょう。
